今日、高齢者の一人暮らしや夫婦暮らしが半数を占めています。ご高齢の方だけで離れて暮らす家族が心配な方も多いとおもいます。安否確認や日々のコミュニケーションを簡単にとりたい方にピッタリで高齢者にも優しいデバイス「スマートディスプレイ」をご紹介します。
スマートスピーカーはAlexaなど話しかけるだけで簡単に声だけで検索や家電と連携させることができます。このスマートスピーカーにディスプレイが搭載されたものがスマートディスプレイです。忘れ物の予防として本人以外でも離れた場所に暮らす家族がタスクを追加することができます。薬の飲み忘れを防ぐことなど様々な活用ができます。
スマートディスプレイとは
スマートディスプレイは、声だけで様々な操作ができる「スマートスピーカー」にディスプレイが付いたものでより多くの情報が扱えるようになったものです。
スマートディスプレイのできること
スマートディスプレイはスマートスピーカーが持つほぼすべての機能がついています。
例えば、天気やニュースを調べたり、音楽の再生やスケジュールの確認ができます。
スマートディスプレイとスマートスピーカーの違いは
スマートディスプレイとスマートスピーカーの大きな違いは、ディスプレイの有無です。スマートディスプレイはディスプレイがあるので写真の表示や時刻を表示させ時計として使用することもできます。さらに、音声通話アプリやカメラを搭載してビデオ通話ができるスマートディスプレイもあります。
ここで、スマホやタブレットと何が違うのと疑問に思われる方もいるでしょう。
スマホやタブレットとの違い
スマートディスプレイとスマホ・タブレットとの大きな違いは、据え置きに特化したデザインや視認性・スピーカー性能がスマートディスプレイにある点です。もちろん、タブレットもスタンドを使用すれば同じように使うこともできますが、スマホ・タブレットは持ち運びのしやすいモバイル性を重視したデザインになっています。
- デザインで機能はスマホやタブレットとほとんど同じ
- 据え置きに特化したデザイン
スマートディスプレイの選び方
スマートディスプレイは下記の二つで選んでみましょう。
- 「AIエージェント」で選びましょう
- 「ディスプレイサイズ」で選びましょう
「AIエージェント」で選びましょう
代表的なAIエージェントとしてGoogleの「Googleアシスタント」やAmazonの「Alexa」があります。AIエージェントによってできることが少し変わるので事前にどんなことに使いたいのか考えておくとよいでしょう。
Googleアシスタントは、YouTubeなどGoogleが提供するサービスとの親和性が高くなっています。一方、AlexaはPrime VideoやAmazon MusicなどのAmazonが提供するサービスとの親和性が高くなっていることにくわえてApple Musicにも対応しています。
「ディスプレイサイズ」で選びましょう
スマートディスプレイには、様々なサイズのものがあります。
設置したい場所や用途に合わせて使いやすいサイズのものを選ぶといいでしょう。例えば、家族とテレビ電話やフォトスライドショーなどを楽しみたいのであれば、少し大きめのサイズがよいでしょう。
一方、ちょっとした時計代わりや天気の確認程度であれば小さいサイズが邪魔にならず便利でしょう。
音にこだわりたいのであれば、高音質スピーカーを搭載したモデルを選ぶのもよいでしょう。
おすすめのスマートディスプレイ
おすすめのスマートディスプレイを2つご紹介します。
Amazon Echo Show
Amazon Echo Showには下記のような機能が搭載されています。
- AI機能(Alexa)
- 生活情報の提供(天気・ニュース)
- 音楽の再生
- Prime Videoの視聴(YouTubeも可)
- ビデオ通話
- 写真の撮影・閲覧
- 本の読み上げ(KindleとAudible)
- 時計(アラーム・タイマー機能付き)
- 検索(ネットサーフィン)
現在Amazon Echo Showは「5・8・10」があり、数字が大きいほど新しいモデルです。
おすすめは、カメラと本体の回転機能が付いているEcho Show 10がおすすめです。
ユーザーを登録しておくことで外出先からでも内蔵カメラへ安全にアクセスし、部屋の様子の確認もすることができます。
Google Nest Hub
Google Nest Hubには下記のような機能が搭載されています。
- AI機能(Googleアシスタント)
- 生活情報の提供(天気・ニュース)
- 音楽の再生
- (YouTubeも可
- ビデオ通話
- 写真の撮影・閲覧
- 本の読み上げ(KindleとAudible)
- 時計(アラーム・タイマー機能付き)
- 検索(ネットサーフィン)
Google Nest HubもAmazon Echo Showとほぼ同じことができます。違いと言えば搭載されているAIがGoogleアシスタントになっている点です。Google Nest Hub Maxには高音質スピーカーが内蔵されているので音楽を掛けるといったシーンでも活躍してくれます。また、「Face Match機能」が付いており顔認証しておくことでユーザーに関連する情報の表示ができ、家族で使っている場合でも自分にだけ特化した情報を確認することもできます。
おわりに
声で簡単に操作ができ、ビデオ通話の機能も付いているスマートディスプレイいかがだったでしょうか。
離れて暮らす家族とのビデオ通話をスマートディスプレイでしてみてはいかがでしょうか。